もう無理かと思ったけど、何とか間に合ったニッキー・ミナージュ@Yokohama Bay Hall。席の番号は良かった(77番!)のだけど、いかんせん、今週は仕事が立て込み過ぎて、帰ると子供たちは寝ていて会えないことが続いた。NICKIのZepp Tokyoの日なんか、23時過ぎまで仕事(帰ると24時半近く)だから絶対にライブとか無理。娘に「代わりに行くか?」とは言ってみるものの、大人の会場なんでちょっと一人で行かせるのは躊躇する。Nicki自体はラップに個性あり過ぎで(ただ、スタイル変化は大きいけど)、featuringの曲でもすぐ「あっ、これニッキーだね」とか、Kanye WestのMy Beautiful Dark Twisted Fantazyのオープニング(曲あるいは、付属DVD)でもピンと来ていたようだし、プロモビデオがある曲には随分馴染んではいるけど、歌詞はちゃんと読んでいないだろうし、アルバム全体は私がかけるのを流し聴いているくらいでちゃんと聴いて居ないだろうしなぁ。本人も、今週試験週間で消耗しているとのことで、結局私がチケッ
トを持って出社。で、やっぱり、番号の良いチケットで入場するどころか、開演時間過ぎに会社を出ることになる。娘に「やっぱり行ってもらったら良かった。下手したら、ほとんど終わっているかも
」と泣き言を電話してしまったが、不幸中の幸いだったのは、DJタイムがあり、ニッキーの登場が1時間以上後だったこと!!!ほんと助かった、ありがと~DJ&NICKI!駅からタクシーに乗って会場に付いた時、まだニッキーのステージは始まっていなかった。
中央は人でぱんぱんだったので、左端の方から覗き込む。一時期はプリンスの「グラム・スラム横浜」として営業していたこの場所、Q-Tipとか、Ciaraとか、Erykah Baduとか、Eveとか、Ralph Tresvantとか、ほかにも色々観ているはず。あっ、そういやPUFFYも2000年にカミさん&娘と一緒に観たな。あんときゃ、右側(かつ安全のためぶっとい支柱に貼り付く)からだったのを未だに覚えている。
開演前は、白い垂れ幕がかかっていて照明が落ち、Roman Holidayの大袈裟な別アレンジが響き渡り、大歓声の中で垂れ幕が落ちる。フードを被ったダンサーとニッキーが現れ、歓声の嵐。 もう、みんな写真撮りまくりだったので、おっさんとしてはライブ中に写真って!と不思議な気分ではあったが、どうも撮影は問題ないみたいだった(過去のこの会場の別のライブではセキュリティの前でふつうに写真撮っている人とか居た/また、今年3月のNICKIのショウケースライブでも写真オッケーだった模様)。で、やたらと画像が悪い写真をアップしてみます。
えーと、でも今週ほんとしんどかったので、まずは寝ます。
明日はスチャダラパー@野音だしっ!PUFFYの亜美ちゃん来ないなかぁ~。「スチャダラ全力投球!」のチケット買った時から、SPECIAL GUESTとして登場のPUFFYを予想したのだが、果たしてATARUでしょうか。 まぁ、どう転んでも、楽しいはずさねぇ。
続き・・
ライブは、過去にこの会場で観たどのHIP-HOP/R&Bアーティストとも大きく異なる感じで、色々な意味で「今」を体現している人のオーラに溢れていた。勿論、脈々と受け継がれて来ているものもあるが、それが例えば身近なところでは共演を果たしたマドンナ(写真はGive Me All Your Luvin'のリミックス12インチシングル)のステージを彷彿とさせたり(上半身裸のまっちょな男がステージ上で踊りまくるとかのパイオニアでしょう)。まぁ、フォクシー・ブラウンとかリル・キムは、もっと直接的に影響(良い影響・悪い影響?、反面教師的側面も含めて)を与えているんでしょうが。
プレ・レコーディング(あらかじめ録音済)の声はかなり多く、特にアップのナンバーでは単にコーラス部分とか、レコーディング作品で多重ボーカルにしているから止む無くというよりも、かなり多くの部分を既に入れてある。イヴにせよエリカ・バドゥにせよ、あるいは他の会場だけど、ローリン・ヒルにせよレディ・オブ・レイジ(昔DreとSnoopと一緒にやってきた)にせよ、あとはサマソニのRye Ryeとか、かなりガチのライムをぶつけてきたから、それらとは異なる流れを感じたし、さっきのマドンナだけではなく、ブリトニー・スピアーズとか、あとはレディー・ガガとかに近いのかもしれない。何か、吹っ切れている感じ。思ったのは、DJの現場と距離が近いのかなとかいうこと。今回も、ニッキーのステージ前にもDJタイムがあり、また、一旦開演してからもニッキーがステージから抜ける際にDJ Diamondが数曲ニッキー自身の曲を流す時間があった。ニッキーのファンが集まっているので、それはそれ
なりに盛り上がるし、そもそも本来DJはかける曲の本人(アーティスト)が居なくたって、現場を盛り上げることで成り立っているのだ。だから、例えば普通のクラブでDJがニッキーの曲を流して盛り上がっているとする、そこに本人が突然現れて自分の曲で踊りながらマイクで生声を織り交ぜる、なんてことになったら、死ぬほど盛り上がるだろうって。そんなことを思ったのだった。前に、リキッドルームのモテキナイトで、実は後藤まりこがその場に来ていたということを知って、DJ(大根監督)がサ上とロ吉の「ちゅうぶらん」を掛けて、そこに本人が乱入したら!なんてことを想像したりしたときのことが頭を横切ったので、話が逸れました。
やっぱり、ニッキーの人気者具合をひしひしと感じるライブで、歓声がでかいし、あと何というか「セレブを観に来た!」という人の割合が多かったのかも。リリックをばっちり覚えている人もそれなりに居たのだろうと思うけど、たぶん、上記の様なアーティストを狭い箱に観にくる人達って、歌詞を一生懸命暗記してくる人の率が洋邦問わず結構高い。私も、「昔は」そうだった。はい、今はおっつきません。必ず日本盤を買って、極力読んで、歌えないまでも、意味はわかるようには努めているいるけど、アルバム全部をくまなくとか、全アルバムを、とかはできなくなってきている。あぁ、また話が逸れ始めた。
軌道修正。そんな今の私でも、充分に楽しませてもらえるサービス満点のステージだった。そう、サービス満点なのだ。私は安室奈美恵の格好良い作品群と、あの歌と踊りに全てを注ぎ込むステージが大好きだけど、全アーティストが安室奈美恵みたいになれば良いとも思っていない。Perfumeだって大好きだ(5月の武道館公演にも娘と一緒に行くことが出来たけど、書く機会があるかなぁ)。ニッキー・ミナージュも、すごく楽しかった。とか、書くとリップシンクばかりかと誤解を与えてしまうかもしれないが、そんなことはない。ダンスメインではない曲(Beez In The Trap)では、ちゃんとラップ(orシング)しているし、変幻自在なスタイルも実証済だし、私自身ダンスメインの曲だって正直全て明確に聞き分けられているわけでもない。特に、プレ・レコーディングのボーカルにマイクで重ねるとそうだ。BPMが遅い曲や、トラックの音数が少ない曲だと相対的には、生でやっているのがわかりやすいが。
終盤で、Trey Songs(2010年のBETでPrinceのトリビュートでPurple Rain歌ってたから、好感持ってアルバムも買っちゃった)の「Bottoms Upのラップが出来る人は居る?」と呼びかけたところがあって、ラップではなく歌うファンとかの後、名乗りを上げたB-Boyが見事にあの高速ラップをやってのけ、NICKIも喜んでいた。こういうときにシーンとなったり、あるいは全然できなかったりすると何か残念なので、ガシッと決めてくれる人が居て観客としてもうれしい!で、NICKIも賛辞を送った後に、本家としてガシガシとラップしまくってくれて大変盛り上がった。やっぱ凄かった。bmrがSSTVでやっているB'Style Internationalで結構前にNICKIの特集やった時もインパクトがあるラップで繰り返し観たけど、やっぱ生はいい。
Dance(A$$)では、タイトルのごとくガール・ダンサー達が王道のBooty Shakin'していたりしつつ、Erykah Baduはちょっとムッとしそうだけど、例えばNE-YOがCloserで大々的に開いたようなSTARGATEっぽい、具体的にはDavid Guetta("Where Them Girls At", "Turn Me On")やRedOne("Starships")と言った有名どころ、そしてカギとなる曲のプロデューサーとしてはKANE("Super Bass")らからの提供曲を、異様なポジティブさでもって観客に伝えていた。